【有限会社ムエン工房】家具・建材・住まいの補修・修理、玄関や浴室に防滑・滑り止め施工

　　フロア

【フロア突き板単板貼り替え】

施工前

幼い子供さんの布団を長期にわたってひいておられたようです。

溜まった湿気が抜けなかったのでしょうか。表面の厚み約0.2～0.3ｍｍの突き板が浮いてきてしまったようです。

目地から目地の間全てを剥がすことができればよかったのですが、湿気の影響を受けていないところは容易には剥がれてくれません。

ですから、施主様にお断りして、剥がすことのできるところまでを張り替えさせて戴きました。

施工中

突きノミで突き板単板を剥がしていきました。

その後、接着材などを除去・研磨してナラ材の突き板を接着しました。

この突き板は塗装されていませんので、貼り終えてから着色塗装しました。

この並んだ2列が同じ色で上がると違和感があるので、各々色を変えました。

施工後

溶剤型2液ウレタン塗装ウレタン塗装は目止め着色後、シーラー、中塗り、塗膜着色、上塗りといった塗装工程です。

家具や建材で通常使われるサンディングシーラーを弊社では中塗りには使いません。

特にフロアには禁止しております。代わりになる塗料を中塗りに使っています。それは、サンディングシーラーより遙かに強い塗料です。

家具の修理でも建材の修理でも、使う側の都合でサンディングシーラーで厚みを付けたりすることが多いのですが、体質顔料が多いこの塗料が後々不具合の原因になることが多々あります。今までたくさんの事例を目の当たりにしてきました。

ですから、弊社では将来のことを考慮して中塗りにはサンディングシーラーを使わず、独自のテストで認められた塗料を中塗りとして使っています。